こんにちは。今日も雨の降る尾瀬沼ヒュッテです。
また、今日はとても肌寒く、現在も16℃ほどしかありません。
来られる際はフリースなどの防寒着を1枚忍ばせておくと安心かと思います。
さて!前回、湿原のお花情報をお伝えいたしましたので
今回は林間、尾瀬沼山峠〜大江湿原のお花情報をお伝えいたします。
まずはギンリョウソウです。
ウスバサイシン
ゴゼンタチバナ
白い部分は花弁でなく総包という花の基部を包む葉で
真ん中の部分が花になります。
秋には真っ赤な実をつけるのでてとても目立ちます。
マイズルソウ
そして!とても珍しいイチヨウランも見つけることができました。
3輪並んで咲いているのは貴重です。
林間のお花はちょっと地味ですがでもやっぱり和ませてくれます。
登りのつらいとき、一息つけて探してみてくださいね。
湿原では今年はイワカガミが当たり年。
群生が数多く見られます。
ツマトリソウも木道脇に咲いていました。
その他、大江湿原ではヒメシャクナゲ、タテヤマリンドウ、
ハクサンチドリコバイケイソウなどが咲いています。
ワタスゲの果穂は最盛期です。
ヒュッテ脇のキャンプ場へ行く道沿いにはすでにレンゲツツジが満開です。
一足先にといったところでしょうか。
湿原は開花し始めたばかり。こちらも楽しみです。
最後に!この蕾は何の蕾でしょう?
ヒントはバラ科の高山植物です。
答えは7月上旬〜下旬頃お答えできると思います。
では花の蕾がまだまだいっぱいな尾瀬沼でお待ちしております♪