こんにちは。尾瀬沼ヒュッテです。
先日(5月19日)燧ケ岳へ行って来ました。
長英新道の登山状況をお伝えいたします。
3本カラマツを過ぎ大江湿原から林の中に入ると登山道は雪の中。
ところどころ木道が出てその周りを歩くと踏み抜くので注意が必要です。
燧ケ岳への分岐。
分岐から林間に入ると雪道です。
赤いテープを目印に道迷いに気をつけて下さい。
尾根の稜線に出ると急登になります。
しばらく登って行くと左手に尾瀬沼が見えました!
積雪からだいぶ経ち滑りやすい腐れ雪です。
アイゼンをしっかりきかせて登って下さい。
俎嵓(まないたぐら)が右手に見えて来ました!
今回の目標です。
ミノブチ岳直下の階段は半分ほど出ています。
ミノブチ岳に到着!
ここから眺める尾瀬沼は綺麗ですね。
目指すはあの頂!
俎嵓(まないたぐら)まではもうすぐです。
俎嵓(まないたぐら)山頂に到着しました。
向こう側が柴安嵓(しばやすぐら)です。
新潟側の山々はまだ深い雪に覆われています。
柴安嵓(しばやすぐら)の直下は垂直の雪の壁です。
通る際は慎重にステップを切って登り降りしましょう。
奥に見えるのは至仏山ですね!尾瀬ヶ原は雪が消えたようです。
下りは足元に気をつけながらもサクサクと降りていきます。
林間に戻ると木漏れ日が心地よかったです。
☆登山道状況☆
大江湿原−分岐
林間は踏み抜き注意。
分岐−稜線(尾根)
赤いテープまたは印を目印に
トレースはありますが目立たないためわかりづらいです。
稜線−ミノブチ岳
赤い印を目印に。
ハッキリとしたトレースがあります。
またミノブチ岳直下はブッシュや熊笹でわかりづらい所があるので
地図とコンパスで現在地をよく確認して下さい。
ミノブチ岳−俎嵓
登山道が出ている所と出ていない所があります。
直下の岩場からはほぼ夏道です。
※上記は5月19日での状況ですが、日々雪解けが進み状況は変化しています。
最新の情報収集、また適切な装備での登山をお願い致します。
最後に大江湿原のようすをお伝えいたします!(5月21日撮影)
雪がだいぶ解け木道がいよいよお目見えしました。
尾瀬といえばながーい木道ですよね。
水芭蕉もだんだんと咲き始めてきました。
小淵沢田代への分岐です。
小淵沢への橋は去年の秋に架け替えられたばかりの新しい橋です!
日陰以外はほぼ木道。
3日、4日前までは雪で覆われていた湿原ですがあっという間に溶けてしまいました。
またイワツバメたちも戻って来ました!
これから春にむけて尾瀬も動き出しています。
ぜひそんな尾瀬沼へ遊びにいらして下さい。