連日、【猛暑日】という言葉をラジオから耳にします。
こんにちは、尾瀬沼ヒュッテです。
皆さんは夏バテなどされてらっしゃらないでしょうか。
尾瀬では日中、日差しが強いと汗ばむ陽気ですが、朝夕は肌寒くなってきました。
スタッフの間では「もう秋が近いね」という話が出るくらいです。
お盆を過ぎれは初秋に映ろう時期です。
そんな季節感を感じつつ燧ケ岳の登山情報をお伝えしたいと思います。
今回はナデッ窪~ミノブチ~俎~長英新道を歩いてきました。
ナデッ窪とは雪崩の通り道(窪地)と言う意味で、遅くまで雪が消えないことで知られています。
現在は雪は融けて歩ける道になっていますが、
急峻で大きい岩が多く滑りやすいので登山に慣れた人向けです。
しかし最短で稜線まで上がれる事、景観が良い事、など魅力ある登山道となっています。
湿原に戻るとサワギキョウがお迎え。
☆登山道情報☆
ナデッ窪・・・・距離は短いが、急登なので健脚向き。
長英新道・・・ところどころで道が掘れています。
また倒木有り(通行に支障はありません)
☆登山されるお客様へお願い☆
先週立て続けに3件、山小屋到着が19時、20時過ぎるお客さまがいらっしゃいました。
(内2件は当スタッフが迎えに行きました)
ご自身の体力、体調を考えて無理のない登山計画をお願いします。
☆登山アドバイス☆
・こまめな水分補給
お茶や水でなくスポーツドリンクをオススメします。
スポーツドリンクはアミノ酸、クエン酸、塩分が多く含まれ体力回復に一役買います。
また、塩分を摂取することで足がつったりすることも予防できます。
・朝立ち(5時~7時の間に出発)
朝、早い行動することで時間に余裕ができます。
日差しが強い日中は思いの外、体力を奪われてしまいますが
朝5時~7時台はたいへん涼しく体力温存できます。
・無理せず引き返す
燧ケ岳、至仏山共に山頂に近づくほど登りが急になり体力が必要になります。
現在地を確認し、地図上のコースタイムを参考に
1.5~2倍以上かかっている場合は無理せず引き返しましょう。
安心安全登山で尾瀬を満喫しましょう♪