こんにちは、尾瀬沼ヒュッテです。
7月になり尾瀬のハイシーズン到来といったところでしょうか。
そう、この花が湿原一面に広がる時期ですよね。
先日、尾瀬ヶ原を訪れたのですが向こうでは既にチラホラと
ニッコウキスゲが咲き始めていました!!
と言うことで、今回は尾瀬沼を離れた尾瀬地域の様子をご紹介します。
(7月3日撮影)
【お花情報】
尾瀬ヶ原ではワタスゲの白い穂が見頃を迎えていました。
山の鼻~牛首周辺でたくさんみられます。
また、カキツバタも群生していました。
ワタスゲの白い穂とカキツバタの濃い紫のコントラストが綺麗です。
(写真は少々ピンボケしていますが)
その他、オゼヌマタイゲキ、ヤナギトラノオ、ウラジロヨウラク、タテヤマリンドウなど。
サワラン(アサヒラン)も場所によっては少し残っていました。
これから更にたくさんの花々で彩られるでしょう。
尾瀬沼ヒュッテの玄関先にもレンゲツツジがあるのでチェックしてくださいね。
横田代・アヤメ平でもワタスゲ、タテヤマリンドウ、チングルマ、コイワカガミなど。
標高が少し高いので尾瀬ヶ原や大江湿原で終わってしまった花達に再会できます。
振り向けば至仏山が雄大です。(横田代にて)
【登山道情報】
見晴~沼尻
木が根こそぎ倒れている場所がありました。
通行に支障ありませんが、気をつけて通過してください。
見晴~山ノ鼻
以前、古かった木道はすべて改修されていました。
とても歩きやすい木道です。
山ノ鼻~鳩待峠
昨年の集中豪雨の爪あとでしょうか、川岸が抉れて石積みによる補修工事がされていました。
ロープが張ってありましたので気をつけて通行お願いします。
鳩待峠~アヤメ平~富士見峠
木道も整備されとても歩きやすい登山道です。
急な登りも少ないので登山初心者の方にはオススメです。
ただ、林間は虫が多いので虫除け対策をしっかりとお願いします。
富士見峠~白尾山~皿伏山~尾瀬沼(分岐)
人の少ない場所ですので、踏み跡が少なく少々荒れたところもありますが
登山道の整備はしっかりしていました。
特に皿伏山から大清水平の間は赤テープを確認しながら歩いてください。
白尾山から皿伏山の鞍部は水捌けが悪く、足場が悪いので注意です。
昨晩の大雨でだいぶ歩きにくくなっていると思います。
大清水平の様子
以上、尾瀬沼を少し離れての様子をご紹介いたしました。
次回は大江湿原でのニッコウキスゲをご紹介したいですね!
安全安心登山で尾瀬を満喫しましょう♪