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2011年 06月 28日 火曜日

先日6月26日(日)に南会津郡只見町におきまして、町制50周年を祈念のイベントとして、森林療法とノルディックウォークをシンクロさせたイベントが開催され、森林療法では、東京農業大学教授の上原 厳先生が講師で私がノルディックウォークを担当させて頂きました。その時の様子を綴らせて頂きたいと思います。

森林療法は、1999年の学会で定義され、その後2003年3月に林野庁で「森林環境を総合的に利用した健康増進のセラピーのことを森林療法」と呼称すると発表され、現在全国各地において、高齢者の保養・療養や地域住民の健康づくりに取り入れられております。

今回のイベントでは、森林療法がもたらす効果として、生活習慣病の予防などを含めた健康づくりとを目的として開催され、上原先生からは、運動不足や歩くことの大切さ、何故森の中を歩くことが大切なのかな?などなどの説明があり、森林療法とシンクロさせたノルディックウォークのイベントが開催される運びとなりました。

皆さんもご存知の方も多いかと思いますが、ノルディックウォークは、高齢者から小さなお子さんまで誰もができる全身運動(スポーツ)です。中高年以上の方々には、生活習慣病を予防する目的や健康増進、子供たちには「歩育」(歩くことにより心身の成長を促す)を目的として効果があると言われております。森林セラピー、ノルディックウォークは、自然界からのエネルギーや人間本来の力に頼るものですので、その効果は無限大ではないかと思われます。

今回参加された皆様の約90%程度の方が、運動後の平常時血圧が10~25程度下がっておりました。週3~5日。1日30分~1時間を目安に散歩を行って頂くことにより、効果が現れるものと期待されます。

『尾瀬御池ロッジ』は、ブナの森や針葉樹林に囲まれ、森林浴に適した場所と言えます。ノルディックウォーク用のポールも準備させて頂いておりますので、是非お越し頂ければ幸いです。

画像は、只見町にある天然記念物の「サラサドウダンツツジ」です。

1本の木から、これだけの枝が張り出しています。実際には、凄い大きさです。

雨の中、参加者の皆さんは、上原先生のお話に耳を傾けていました。

上原先生が、栗の木を切って、コースターを作っている様子。

ブナの幹を雨水が流れる「樹幹水」

雨の中でも沢山の新発見があります!

森の中も凄く楽しいです。一緒に歩いてみましょう!!

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